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あれ?えっと、うーん?俺は確か綾と一緒に帰ってる時に車に轢かれたような…?
「はい、正解だよ!
あ、彼女さんはまだ起きてないから今は君だけね」
「うわ!?誰?」
うん、すごくびっくりだよ!?
だって、車に轢かれたと思ったら真っ白い空間にいて心読まれてるし!?
しかも目の前にいる人無駄にイケメンのくせに翼生やしてる!?
「あはは、びっくりしてるね~
僕は一応創造神って言われててね?
わかりやすく言うと神様だよ」
「神様…?」
普段なら適当に誤魔化すんだけどこの真っ白な空間にいるせいで信用するしかないし
「そう、すごい神様!
で、君たちが死んでしまったのには理由があってね?
所謂異世界が勇者召喚をしようとして、君たちがそれに選ばれてしまったの」
「ゆ、勇者!?
てか、待って、地球にいた時の俺らはどうなってるの?」
親より先に死ぬのは流石に嫌だしなぁ…
「大丈夫、もう一回地球に戻れるまで君たちはそもそも生まれてきていないっていうことにしてあるから!
地球に戻ったら死ぬ前の状態に戻るだけだから家族のことに関しては気にしなくていいよ」
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