194人が本棚に入れています
本棚に追加
/187ページ
「さて、貴女は魔武器を失いました…今私の後ろにある魔武器を取るためにはどうします？」
そう、手を蹴られた時に反射的に距離を取っちゃったせいでツヴァイ・リースが理事長の後ろにある
魔法は詠唱が必要だし、涼みたいに詠唱破棄することもできないから足で取りに行かなきゃいけない
綾「…こうする！」
そこで思いついちゃった
私は理事長の方に走りながら魔武器をいったん消して、再び出した
魔武器は必ずその所持者の手元に現れるからね！
「正解ですよ」
やっぱり予想できてたんだ…理事長は驚くことなく私の方に走ってきた
綾「いくよ、ツヴァイ・リース！！」
私は涼と違って戦い方なんて決まってない、だからツヴァイ・リースに魔力を込める！そして威力を高くして一撃を狙う！
「涼君と違って一撃必殺狙いですか…しかもその魔力量からしてもう学生レベルではないですね！！」
でも向かってくる理事長は当たらない自信があるんだ…なら、真正面から叩く！
最初のコメントを投稿しよう！