別校舎の悪夢(2)

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ピタッ、ピタッ、ピタッ、ピタッ ピタッ、ピタッ、ピタッ、ピタッ。 美智子は、廊下から聞こえるその音に、ゾッとして息をのんだ。 〈 誰かの足音……。 しかも足音は次第にこの理科室に近づいてきている……。 いったい誰なの? 私たちの仲間? それとも…… 〉 美智子がそんなことを考えていたとき、廊下の方から、不気味な低い声が聞こえてきた。
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