一章「リアリストライフ崩壊」

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鈴春 静(俺は手をひらひらさせながら生徒会室を後にした。 企画書を見る度に中学時代のあいつの面影が見え隠れして気づいたら俺は泣いていた。 校長にまた小幡に泣かされたのかと言われ、笑顔で誤魔化した。 気がつくと夕方になっていて。 五時になっていた、生徒会室にもどると小幡 雪が生徒会の仕事を終え、扉をあけた俺と目が合う。) 小幡 雪「静、どうだったのよ。」 鈴春 静「校長が最近よくやってくれてるからいいってさ。よかったじゃん、雪」 小幡 雪「そう、よかったわ。これで思う存分校長の頭をバットに野球ができるわね!」 鈴春 静「おま、何言って‥」 小幡 雪「ブラックジョークに決まってるじゃない?せっかく企画通ったんだし、そんなことしたら台無しじゃない。」 鈴春 静「それもそうだが、疲れてんのか?」 小幡 雪「察しがいいわね、でもこれからもっと疲れる事が待ってるわよ。」 鈴春 静(不敵に笑う雪、嫌な予感しかしないんだが…)
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