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夢を見ていた。
幼稚園に通っているくらいの男の子と女の子が楽しげに、木製のベンチに座って話していた。
男の子は身振り手振り大きな動作で話し、それを女の子が相槌をうちながら片手を口にあて笑っていた。
そしてそれを、僕は遠くから眺めていた。
何故夢かと気付いたかは、楽しげに話す男の子が小さい頃の僕だからだ。
そういえばこんな事あったな、なんてこの夢により、楽しかった過去を思い出す事が出来た。
しかし、
「あの子の名前何だったかな……」
そう呟いた所で目が覚めた。
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