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「…属性とかも話しちまったが、ある程度分かったか?」 「うん。ありがとうござ…ありがとう」 敬語外した状態でお礼言うのって何か少し照れくさいんだけど… 「あ、説明終わったー?」 「うん、終わったよ」 ゼクスが説明して俺が聞いている時ルイはクウガを少しでも 懐かせようと触ってた。チラっと見た時に噛まれてたのは 気にしない気にしない あ、クウガが来て膝に乗った。歩き方可愛い 「ちょっと飯にするか。もう夕方だしな」 「夕方!?俺此処に来たの朝だと思うんだけど!?」 俺が驚いて声をあげると、撫でていたクウガがピクッと揺れた あ、驚かせてゴメンネ、クウガ 「お前が起きたのは昼過ぎで結構話し込んだからな 飯持ってくるから待ってろ」 「あー、俺ちょっと呼ばれちゃったからまた後でねー」 少し笑いながら顰めた顔をしながら何処かへ行った ゼクスもご飯を取りに行ってしまった。 色々あって疲れた…… クウガは俺の膝でスピスピ言いながら寝ている 久しぶりにもう一つの人格が出たからか今は全然平気だ。 鞄の中に入っている忍者刀は、 捨てても捨ててもいつの間にか手元に戻っている 刀でつけた腕の傷も塞がっている。 ゼクスとかが治したわけではない筈。 だって気を失う直前に腕の傷が消えていたのを見たから アイツ(俺)の一部…だから? 武器を自由自在に変えれたり出来るのは どうやら魔法じゃないみたいだし… 邪悪な物をこの刀に込めて放つだけで斬撃を打てるなら この世界は俺にとって危険なんだろうか……… 武器を変えたり出来ることが俺の中では普通と感じてきている…… 俺とアイツは一緒…アイツも自分…… アイツも自分なら、二重人格のように勝手に出て、 俺とアイツの立場が変わるのだろうか… それが恐怖でしかない
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