続き

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まだ来ないかと思っていると、ドアが開いた 「起きてたのか。待たせてわるい」 「あ、さっきまで本読んでたから大丈夫だよ」 色々としてもらってる身なんだから、それぐらい いいのに…… 「ならいい…魔法について教えると言ったが、先に自分の体内にある 魔力を見つけてないとダメなんだ。けど、シュリは魔力を 知らないから見つけようがないだろ?」 魔法以前に魔力だよね…魔法しっても魔力を使わないと 魔法使えないよね…… 「……うん。」 「だから俺の魔力を少し流す」 ん? 「流すって?」 「お前の体内に少量だけ魔力を流すんだよ」 「それは分かるんだけど、どうやってするの?」 魔力ってどんな感じだか気になるけど、少しこえーな… 「手とか身体の一部に触れて流し込むだけだ。 お前は魔力の耐性なんかが全く無いからほんの少量だ 流し込む時は集中するから、お前も集中して自分の体内の魔力探せ」 時期魔王なんだから凄く大きい魔力だろうから 流し過ぎないように集中するんだろうな… 「わかった」 「それと、魔力を初めて感じるお前にとっては少し辛いだろうが 我慢しろ。下手に暴れると流し込みすぎたりするからな」 その言葉にコクリと頷くのを確認すると ゼクスは俺の手を握り、集中し始めた すると何かがゆっくり流れ込んでくるような感覚がして、 不思議な感じだ。その流れ込んでくる魔力に似た物を自分の 中にあると少しだが感じ、自分の中の魔力を探し始めた 少しすると、それらしき物を大きく感じ始め、これだと思った途端に 「シュリちゃーん!」 バンッという大きな音を出してレイが入ってくるのが見えたら ゼクスが手に少し力をいれたが、それが分からくなるほど 次の瞬間俺の中に大きいものが入ってきた 「ぅあ!?」 「え、シュリちゃんどうしたの!?」 「どうしたじゃねぇよ!念話で伝えておいたろうが! おい、シュリ大丈夫か…?」 「ぅ…ハァ、んぅ……ハァ…ハァ……ぁ」 聞こえるが、声を出そうにも苦しくて声がうまく出ない 急に入らないという程大きいものが入ってきて、苦しい 少し意識が朦朧としてきて、飲み込めなかった唾が垂れてくる
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