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肩で息をし始めて、苦しくて暑い 「シュリちゃんエッロ……」 「ちょっとお前は黙ってろ。シュリ、聞こえるか」 聞こえてる…… 「…き、こえ…てる……ハァ…んぅ……」 あつい……上手く唾も飲み込めないし 苦しくて暑い… 「悪い。出来れば魔力を減らしてやりてぇんだが お前は魔力を上手く使えねえからどうしようもねえし 自然回復で魔力が収まるまで待つしかないんだ……」 「あつ、い……ハァ…ハァ……」 「エ「黙ってろ。俺の属性に火があるから魔力と一緒に流れたのか…… おい、脱ぐのはやめろ。コイツに食われるぞ」 熱くて制服を脱ごうとすると、ゼクスに止められた 「…クウガ、冷やしてやれ。俺は長時間魔法を加減するのはキツイ」 魔法の威力を抑える程度ならなんともないみたいだけど、 冷やすぐらいに手加減するのは流石にキツイそうだ ゼクスの方を向いて小さく頷くと、俺の隣に座った クウガから冷たい空気がきて気持ちいい 「クウガはフェンリルという種族でフェンリルは基本氷を扱う種族 だから、それぐらい容易い。」 熱かった身体が冷えてきて、落ち着いてきた 「ん……でも、俺が治療…したとき、手が氷ってたよ…?」 「敵から氷魔法をくらっても、氷魔法はきかないはずだけどな… 多分極限まで弱っていたからかもな ……落ち着いたか?」 「う、ん」 まだ少し苦しいし暑いが、落ち着いてきた
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