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この殺戮衝動どうした抑えれるんだよ…くそッ!
そう心の中で呟いているのは月宮朱里(ツキミヤ シュリ)高校1年生16歳
いくら探しても探しても見つからねぇし
「ぉ……」
しかもだんだん殺戮衝動が出てくるし………
もしかして血か飢えてんのか?…それに慣れてきてる自分が怖い……
人の血少し見るくらいなら大丈夫だったのに今は殺戮衝動が出てくる
動物はまぁまぁ平気だけど…ホントにどうにかしないと……
「ぉ…ぉい……朱里聞いてんのか!」
……
「なに?」
「無視するなよ!俺が話しかけてんだぞ!?謝ったら許してやる!」
俺がこんなに苦しい思いをする原因はコイツだ。
コイツは柚原愛梨(ユズハラ アイリ)俺と同じ学年、歳だ。
「うん、ごめん」
「謝ったから許してやるよ!一緒に食堂で飯食おうぜ!」
うん、いやだ!行きたくねぇよ……
コイツの事が恨んだ時もあったが、恨めばうらむ程殺意が湧き、
殺戮衝動が出てしまうから、恨まなかったし、もうどうでもいい。
そんなことより、殺戮衝動の方をどうにかしたい。
「おい!」
「あ、ごめん……今日大事な用事があるんだ。」
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