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後ろを振り向き斬撃を放った この程度の斬撃なら直ぐに消されるが、少し足止めできる 即座に前を向き走り出そうとした時前に何かが現れ 後ろにクウガがいるが後ろに飛び退いた 自分は目の前の人物達に眉を顰めた ルイとゼクスだ 片方のどっちかじゃなく両方きやがった 「チッ…」 「シュリちゃんで舌打ちしないでよー変な気分になるじゃんかぁ」 テメェの気分なんて知るか クソ…どうする……この二人とクウガがいる状態で 逃げ出せるのは困難だ 「大人しく捕まれ」 「わりぃがそれはできねぇなぁ」 傷つけないように気を付けるのもここまでだな 流石に威力を抑えながら戦うとこっちが危うい 「ルイ」 「分かってるってー」 何時でも反応できるように構え警戒した 前にはルイとゼクス…後ろにはクウガ ルイが手を前へ出したのを見て更に警戒した 大鎌を肩に置くようにして持った もしもの時動きにくいと思うかもしれないが、 振り下ろす時も避ける時一番動きやすい 何も起こらないことに更に警戒し、 周りを見ながらルイ、ゼクス、クウガを見た 「っ!!」 下を見た瞬間とにかく離れようと飛び退こうとしたが クウガが少し強力な氷の魔法で動きを封じた 自分の真下(足元)には魔法陣があったのだ。 それも恐らく強力な束縛魔法だろう 攻撃魔法ならとっくにクウガがしている 即座に邪気を放ちルイとクウガが離れた隙に 邪気を増し氷を崩した 「クソッ」 飛び退く前に発動しやがった 「ざんねーん、発動させちゃったぁ」 魔法陣から金色の糸が出ていてそのの糸に束縛されている 糸のくせに全然きれねぇ 「その魔法はちょっと特殊な魔法だからねぇ。魔法無しで切れるほど 弱くは無いんだよねー」 クウガが更に氷魔法で頑丈にし、壊れない 束縛が強くなったせいで力が抜け、持っていた大鎌が落ちた そしてゼクスもゆっくり近付く 「…………」
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