はじまり

8/8
前へ
/53ページ
次へ
そしてまた強く俺を睨みつけた。 っ!だから生徒会室には近づきたくないんだよ…… 生徒会役員共は特にコイツを激愛してるから、 俺に嫉妬して殺気を飛ばしてくる。 ……っ……!血に飢えてる時に殺意を飛ばされるとキツイんだよ! ゾクゾクして殺したくなる 「ぅっ……」 「朱里どうした!?」 「な、んでもない…ハァ……」 ガチでヤバイ。 早くここから離れたい。じゃないとまた…… 「愛梨、コイツは愛梨に心配させてぇだけだから気にすんな。」 「でも……あ!朱里どこ行って!」 生徒会室の近くにある階段をフラフラしながら おりようとしていた。 「お、おい!フラつきながら階段を降りるな!落ちるぞ!」 流石に以上だと思った神崎龍斗は朱里に近づき、 「おい!どこいくんだ朱里!」 柚原愛梨も朱里に近づく。 「…ハァ……くる…な!」 その時朱里がバランスを崩し階段から真っ逆に落ちていく。 あっ……流石にこの高さから頭を打つと死ぬな…… このまま死ぬのか…?でも楽になれるなら……………… 「「朱里!(神崎!)」」 その時階段に急に大きな穴が空き、その三人は 穴の中へと消えていった。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

131人が本棚に入れています
本棚に追加