女王と下僕

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しばらく、大事なところを弄られて 水音をたてながらほぐされる冥 小さくあえぎ声をこぼしながらも 感じてたまるかと耐える ワイシャツのボタンははずされて 色白で華奢な身体を晒されている 他人に触れられた事のない場所を弄られる感触といやらしい音に屈辱をかんじながら、羞恥心で顔を仄かに赤らめる 「(なぜ、こんなことに……僕はこいつの血を吸って…捨ててやるつもりだったのに)」 ふと将次の方を見ると 相変わらず片手で冥の両手をおさえつけ 空いた手でほぐし、その様子を見て楽しんでいるようだった 「(あ…コイツ…顔、綺麗だな…)」 いつも髪と眼鏡で隠されていた将次の整った顔を見てドキッとなり すぐに、こんな状況でそんなことを考えている自分に驚く 「(アホか僕は!こんな奴さっさと退かして…)」 ズルッ… 「んあっ…」 大事なところを弄っていた指を抜かれて思わず切ない声をあげてしまい、ハッとなる 将次はフッと笑う 「感じるのか一城さま?」 「だ、誰…が……!」 「ここも元気になってきたみたいだし…」 冥自身をツンッとつつく 「アッ…」と声をだす冥 「そろそろいいか。」 「え?」 呟くと将次は冥を起こして抱き締めるようにする 目の前に将次の顔があり 暴れようとするがその前に 将次が両手で冥の細い腰を掴むと さっきまで弄っていた場所に将次自身を挿れる! 「あぁあ…アッ…あぁっ!」 たまらず大きな嬌声をあげる 初めての感覚に頭の中が真っ白になる 熱くて硬い何かが自分の中で脈を打つ感覚に艶やかな声が出る 「何…コレ…ンッ…やぁ…ぬけ…ッ、抜いテェ」 身体をビクッビクッと痙攣させて 潤んだ瞳でよがる冥
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