記憶を失うノ巻

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実験室には白衣を着た女子生徒がいた 白衣「あ、刀夜先輩こんな所に何か用ですか?」 どうやら俺の知り合いの後輩がらしい 刀夜「用はないんだが追われていてな」 白衣「先輩モテますからね。私の実験の邪魔しないならいても構いませんよ」 刀夜「恩に着る」 白衣後輩は、黙々と何かの薬品を調合する実験を続ける 刀夜「何の実験だ?」 白衣「ないしょです。あ、先輩コーヒーでも飲みます?」 刀夜「頂こう」 後輩は実験を中断しコーヒーを作る 作ると言ってもインスタントコーヒーなのでお湯を注ぐだけだ 白衣「はい、先輩」 刀夜「ありがとう」 俺は後輩からコーヒーを受け取り礼を言う 白衣「先輩飲まないんですか?」 刀夜「悪いが、ミルクと砂糖ないか?」 白衣「あー、先輩ブラックダメな人でしたか。何処にしまってたかな」 白衣は実験室の奥にある部屋を探す 刀夜「悪いな」
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