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2218年に太陽系に新たに惑星が加えられた。
海王星より40億キロメートル外側に位置するその星はタラミリー、日本名は空王星と名づけられた。
その星には人類に近い骨格を持つ生物がいて、文明を築いていることが判明したのだが、宇宙調査隊がふざけ半分でその星にミサイルを撃ち込んだのがきっかけとなり、その星と地球との間に緊張状態が続いた。
そして、参海36年、西暦に直すと2223年。ぞろ目の日という休日が正式に制定され賑わった次の年、おぞましい宇宙戦争が開戦した。
空から次々と見たことも無い機械兵器が降りてきて、地上の人間を襲った。
その兵器には銃、爆弾、ミサイル、そして遂には原爆も使ったが、かすり傷一つ与えられず、サンフランシスコ周辺は焼け野原となった。
これを受け国連は地球侵略対策本部を設置し、前代未聞の対応を行った。
まず、州ごとに連合国とし、北アメリカ連合国、南アメリカ連合国、アフリカ連合国、オセアニア連合国、アジア及びヨーロッパ連合国を建国した。
そして、全ての国の者が英語、フランス語、スペイン語を話せるよう教育し、迅速に情報が行き渡るようにした。
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