第5章
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彼女からもらったものだという。彼女の重い憶いが、そこに感じられる。 ユタはそれを一心に受け止めている……ように見える。 いつも、何時でも。 まるでエンゲージリングのように光輝いている。 頑なに、ひとを寄せ付けない。 私の憶いなど、はじき返してしまいそうだ……。 それでも私は、ユタから目を反らせない。 広くてがっしりした肩、頼りがいのある背中。 私のものだと思っていたのに。
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