第1章

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 中日新聞の300字小説に、前作の改訂版で応募しました。  ここでも書き込みます。  3月。卒業のシーズン。  これをテーマに、小説を書こうと思い立った。  しかし、どうしてもアイディアが浮かばない。  とりあえず、妻に高校時代の制服を着てもらう事にした。  ……いきなり泣きだしたぞ!? 「だって、あなたがプロポーズしてくれたの、高校の卒業式でしょ ? なんだか、うれしくなっちゃった」  あの時の気持ちを、忘れない。か。  いつみても美しいな、うちの学級委員長は。  翻って、視界の端で自分の腹を見てみた。  すっかり、たるんじまったな……。
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