特訓の日々

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あれから。 ガイガンさんのサポートにピロ達もかり出されて、彼等には、濃い魔素に慣れる特訓を頼む事が出来なくなってしまった。 自分達では濃い魔素を作れないから困っていると、帰ってきたルシファーに、使い魔に頼めば?と言われた。 ルシファーなら出来そうだけど、引き受けてはくれなくて。 理由を聞いたら。 「俺はフウハとシュンしか面倒見れないよ。加減がわからなくて、うっかり殺しちゃいかねない」 なんて言われた。 なので使い魔の属性神達を呼び出して聞いてみたら、彼等も俺しか相手に出来無いとの事だった。 リュウとカケルはそれぞれ自分の使い魔に頼んでみるとの事なので、俺は属性神達に特訓を頼んだ。 やっぱりフウハはルシファーと一緒には帰って来なかったから、絶対に迎えに行ってやる、と決意を固める。 でも、フウハは目は覚めたもののまだ動ける状態では無い、とルシファーに言われた。 そんなに酷い状態になってたのか? それなのに帰って来ちゃったのかよ!とシュンに責められていたルシファーだが。 「フウハには専属のメイドがついていて、彼女が身の回りの世話をしているし、ずっと付き添ってたとフウハに知られて、シュンの所に帰れと怒られたんだよ。時々様子を見に戻るが、基本、此方に居ないとまた怒られるからな」 そう肩を竦めたものだからシュンも諦めて、おかえり、と言わざるを得なかった。
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