第23章

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女の膝から降りて、ヨチヨチと俺に来て『パパ』と言う。 「俺は君のパパではないんだよ・・・」 優しく言ったつもりだが、うわぁーんと泣き出した。 ハァッとため息をついて、美月に頼んだ。 「大事な話するからあっちで、見ててくれ」 「あっ、うん」 美月はリビングから出て行き、女と上条桃と俺だけになった。
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