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呪われた学園から逃れてきた私たち五人が、正門の前でうちひしがれていると、
ワゴン車を運転してきた警察官が、私たちの前に現れた。
「みんなお揃いのようだね。
いや、違うなぁ。
一人足りない……」
ワゴン車を運転してきた警察官のその一言に、
章が怒って、怒鳴り散らした。
「テメェ、何、のんきな顔して、一人足りないとか言ってやがるんだよ!
オレたちは聞いてねぇぞ!
この学園が、こんなバケモノの溜まり場だなんて!」
「それはどういうことかな?」
「この学園にいるバケモノは、おかっぱ少女だけじゃないってことだよ!
ここで死んだ高校生のバケモノまでもが、あちらこちらで、ウヨウヨしてやがる」
章がそう言うと、次は健太が警察官に怒鳴り散らした。
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