呪われた学園を探れ(2)

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「どうしてこの町の人間は、呪われた学園のことを話そうとしないんだ?」 「そんなこと、お前に話して何になる。 お前はどうせ、あの呪われた学園で死ぬんだろ?」 「オレは死なない! オレは、あの学園の呪いを解くためにここにいるんだ」 章のその言葉を聞いて、リーダー格の男は声を上げて笑った。 「お前があの学園の呪いを解くだって? 今まで、百人以上の高校生が挑んで、ことごとく失敗しているのに……。 まるで笑い話だな。 死ぬ直前の笑えないブラックジョークだ」
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