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「どうしても言わないつもりならば、無理矢理言わせるまでだ!」
章はそう言って、拳を固く握った。
「お前、本気なのか?
こっちは五人いるんだぜ。
あとから卑怯だとか言うんじゃねぇぞ」
「お前らごとき、オレ一人で十分だ。
お前らこそ、あとで後悔しないように、全力でかかってこい」
章がそう言うと、五人のうちの一人が章に殴りかかった。
すると章は、その拳をスルリとかわして、その男の腹に拳をめり込ませた。
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