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「こ、来ないで……。
僕、死にたくないんだ。
イヤだよ、殺さないで!」
おかっぱ少女は、震えながら、金属バットを振りかぶった清人に近づいていった。
「来るな!」
清人がそう叫んで、おかっぱ少女の頭をめがけて、バットを振り下ろした。
そして、おかっぱ少女の頭に金属バットが当たった衝撃があって、清人はおかっぱ少女の顔をのぞき込んだ。
するとおかっぱ少女は、少しもダメージを受けていない様子で、殺意のこもった視線を清人に向けた。
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