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この作品の魅力は、ストーリーも、さることながら、やはり、キャラでしょうね。
一人一人のキャラが立っているんです。
達也と深雪は、もちろん、魅力的です。主人公ですからね。でも、その二人を、更に光らせているのは、周りを取り巻く魔法科高校の面々です。
一人一人の個性が、キラッとひかってるんですよ。二人として被るキャラがいない!それぞれの背景がしっかりしてる!
読んでいて、お気に入りのキャラには、入れ込んじゃいますね。
最近のお気に入りは、第三高校の一条将輝ですね。最新刊に収録されてる『一条将輝の転校日記』は、笑えます。
普段は、冷静沈着な彼が、深雪が絡むと、あたふたしてしまうんですよね。恋に右往左往する姿が、ああ、可愛い。うふっ。(///∇///)
後は、やっぱり、設定がスゴく作り込まれていることでしょうか。
例えば、魔法。まあ、ちょっとばかり昔の物語なら、呪文をちょちょいと唱えれば、魔法が働いて、対象物が、別のものに変わったで、すんでましたよね。
でも、この話は、違うんですよ。なぜ、その魔法が、対象物に有効なのか。どういう作用が働いた結果なのかってところまで、書いてるんです。もちろん、魔法の起動プロセスもですよ。
もちろん、昔からある、陰陽道とかの技も出てきますし、科学で説明できないことも出てきます。それさえも、きちんと設定の中に組み込まれてる。
普通、魔法といえば、ファンタジーだけど、この話は、完璧に、SFですわ。魔法でふわふわ感を感じたいだけの人は、他当たってくださいね。
☆最新刊は、第19巻 師族会議編(下)
2年生編は、この巻で完結です。
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