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しかしお互いに話をし始めたらなんと圭子と一緒にいたその友人はヒロの妹と同級生。
「やだ、それじゃお兄ちゃんじゃないですかもう・・」
笑うその子につられて笑うしかないヒロ。
以来その圭子の友達からはヒロ先輩と呼ばれるようになる。圭子もその友達だからヒロをヒロ先輩と呼ぶようになったのだそうだ。
そんな話を盛り上がって話すヒロと圭子・・
しのぶママもそこに加えてはしゃぐ姿を見ながら俺は特に自分の話をすることなく、ただ一緒にみんなに合わせて頷いたり笑ったりしているだけだった。
正直ここにいながら心だけ蚊帳の外なのは俺と目の前にいるユキヒロさんだけかもしれなかった。
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