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するとツバサくんはにっこり笑った。
「ありがとう。嬉しいな。
えっとね僕たちは、大学一年生の頃から付き合い初めて、いま四年目。僕の就職が決まり、僕たちは将来を考えるようになった。
だけど、菜乃ちゃんの元カレのセイヤっていう奴が、菜乃ちゃんに未練タラタラでさ。
菜乃ちゃんにストーカー並に付き纏っていてね。
あの日。
僕と君はセイヤを呼び出し、僕たちは婚約したと告げたんだ。
『これ以上、付き纏うな』って。
そしたら奴は取り乱して・・・」
私も必死に思い出そうと考えていた。
そのとき、私の頭がズキッと傷んだ。
「っ!!?」
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