プロローグ

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燃え上がる炎 鼻につくような肉の焦げる様な臭いと鉄の臭い 辺りに広がるのは火の海と… 血の池 私が最後に見た故郷は… のどかだった筈の村は赤で染っていた 私は追ってから必死で逃げた そこからはよく覚えていない 気づいたら森で ギルドの人に保護されていた それは村の名前も自分の名前さえ覚えていない私の唯一の記憶
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