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やはり、ギルドの受付は美人は当たり前なのか。
「今日は何のご用でしょうか?」
「ギルドの登録をしたいのですが、ここで大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。ちょっと待ってください」
受付のお姉さんは下から、血圧計みたいなものを取り出した。
それと同時くらいに、ドンちゃん騒ぎをしてた連中がこちらにやってきた。
「新人かあ、久しぶりの登録者だなあ」
「さあ、数値はどうかな」
などと様々な話し声が聞こえてきた。
話し声に察するにこれは魔力か何かを計測するものであろう。そして、強ければパーティーに勧誘するといったところであろう。
まあ、数値は決まってるけどな。
「それでは、数値を測定しますので腕を前に出してください」
「あ、はい」
俺は受付のお姉さんのほうに手を出した。
測定のため装置を腕に巻きつけられた。本当に血圧計と何が違うのかわからない。
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