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ピピピピ
計測が終わったのか、機械から電子音が聞こえてきた。
「砦さんの魔力量は2万ですね」
受付の人がそい言うと、周りの人はなんとも言えない顔になっていた。
「普通と比べてどれくらい低いんですか?」
最初からわかっていました。
異世界に行って、チートや高魔力を持っているのは漫画の世界の住人だけだと言うことを。
まあ、俺としては魔力があったことに驚いたくらいだ。
「いえ、決して低くはありませんが‥高くもありません。ぴったり平均なんです」
「ああ、なるほど。そりゃあこんな反応になりますな」
見たことのない人が来て驚異の魔力がああとか、魔力なしだとなど何もない普通。
これを聞いて思うのは反応に困るの一言である。
「それではギルカードを作成しますので、少々お待ちください」
受付の人がそう言い、ギルドの奥に入ると集まってきた人が次々と元いた場所に戻って行った。
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