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「・・・・・ああ、わかったよ。いくら欲しいんだ?」
神様は一瞬考えたが、良いほうになったようだ。
「一週間分の食費!後できれば初期装備分が欲しいです。一番安いのでいいから!」
一週間あれば、結構な量の情報を集められるだろう。
あと、今の服装は寝ていた時のかっこなので、パジャマだ。
そんなかっこで出歩けば不審者間違いなしである。
「装備は確かにそうだな」
どうやら神様もパジャマで送るのは悪いと思ったようだ。
「ほらよ」
神様が手を俺のほうを向けると、パジャマが光服装が変わった。
その服装は・・・・・・・・
「一般服じゃね?」
動きやすい長ズボンに、長袖に軽いマントがつけられた。
どう考えても防御力0である。
そして、武器も刀が腰にぶら下がっていたが、正直によいものではなさそうだ。
「魔法がかかってるから、耐久がゴミほどとはいえあがってるんだよ。武器も初期装備ならそんなもんだろ。金はこれな」
そう言い、袋を投げられた。
中を見ると、銀貨が2枚はいっていた。
「地球で言う2万円だ。これで1週間は余裕だろ?」
「まあね」
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