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美空「雅先輩は、最近起こってる失踪事件の事知ってますか？」
雅「失踪事件？」
最近失踪事件があったなんて話初めて聞いたけど・・・
愛璃「もしかしてそれって最近全国的に起こってるあの失踪事件の事？」
美空「はいです。雅先輩は・・・どうやら知らないみたいですね」
雅「・・・悪いな、世間知らずで」
愛璃「まぁ、アンタの家って今はインターネットもテレビもないものね。でも、それなら新聞ぐらいは読んどかないと、世間のことがどんどんわからなくなるわよ」
雅「・・・考えとく。それで、その失踪事件ってなんなんだ？」
美空「最近、全国的に急に人が消える事件が相次いでるんです。年齢はある程度低いラインではあるんですがばらつきはありますし、消えた人数や性別も統一性はありませんし、世間的には無差別なものだと思われてるみたいですね」
愛璃「世間的には？」
つまり世間には気づかれていない、なにかしらの共通点があるってことか。
雅「それで、共通点って奴はなんなんだ？」
美空「えっと、そのですね・・・」
美空はちょっと言いづらそうに口ごもり、真剣な顔でその共通点を口にした。
美空「その共通点は・・・消えた人はみんなデュエルマスターズのプレイヤーみたいなんです」
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