3人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねねね、虹ってさ将来何になるの?」
決まってるはずがなかろう?というか考えてもない。
そう返すわけにもいかないので
「…石宮は?」
聞き返してみた。
「私は…歌手になりたいの。
辛いときでも歌を聞いて心が軽くなるといいな」
そう言った石宮の瞳はまっすぐで少し輝いていた。
「…そうか。いいな、ソレ。
石宮にはぴったりだと思う。
頑張れよ。」
お世辞なんかじゃなくてほんとにそう思ったんだ。
「ありがと…///」
そう言って石宮は顔を紅くした。
「残念ながら俺はまだ決まってないけどな…」
と言うと石宮はパッと顔を輝かせて…
最初のコメントを投稿しよう!