第2章 ―春②―

4/17
前へ
/95ページ
次へ
「じゃあさっ、私の専属の作詞家になってよ!! ……あ、もちろん私が歌手になれたら、の話だけど。」 ……石宮にしっぽがはえてるように見えるのはなんでだ?ついに幻覚が見えるようになったのか? いやいや… 「…気が向いたらな。WW」 「え~~っ!!やってよぉ!!」 少し涙目になる。 やっぱなんか仔犬みてぇ…WW 「じょーだん。WW やってやるよ。」 「ほんとっ!?やったー!!」 ぴょんぴょん飛び回る石宮。 「…おまえって仔犬みたいだな」 「へ?なに?」 「いーや、なんでもない。WW」 そして俺たちの間ではその約束が結ばれた。
/95ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加