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これではいけないと仕事を頑張ろうとしても、勉強しようとしても頭に入らない、忘れっぽく失敗が続く。何をやっても駄目なのかと落ち込む、親が心配して過干渉になり反発し泣かせ、また落ち込むを繰り返し抜け出せない。いつも死にたい死にたいと思っていた。
看護学校を卒業し、一人暮らしをして仕事に行くようになった。何とか一人前になって親を安心させたかったのと、親からの過干渉から離れる為でもあった。自分と同じ人の役に立ちたいと精神科の病院に就職したが、患者と仲良くはなれても処置や介助をするだけで目指すべき看護がわからず、周りに比べ自分は劣っていると劣等感ばかり感じて、泣いて過ごす日が余計に増えた。一年くらいで限界になってきて休みのたびに実家に帰る生活をするようになっていた。
そんな時今の旦那に出逢った。
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