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★ライセンス設定をしなかったとき
作品をあげるとかあげないとか、そのような曖昧な言葉だけで約束をしてしまうと思わぬトラブルに巻き込まれたりします。
【パターン1】
あげたイラストがいろんな所で使われている。
これはタイトル文字だけ差し替えていろんな作品の表紙に使いまわされているとか、酷い場合はCDやDVDのラベルに印刷されていたり、Tシャツにプリントされていたり、ステッカーになって車に貼られていたり、抱き枕のカバーになっていたり……と、そういう状態を指します。
あげた側が一つの作品(もしくはメディア)に対しての表紙として描いていても、受け取った側がそうしなければこのような事態になってしまいます。
どう使うのかを確認して、しっかり決めてもらってから寄贈しましょう。
【パターン2】
あげたイラストが関係ない第三者に渡っている。
いわゆる再配布というやつですね。
普通は再配布したい場合は作者に一言断るものですが、それでも無断で再配布する人はいたりします。
対処法はあらかじめ禁止するしかありません。
【パターン3】
あげたイラストに手が加えられていて、その人の作品として公開されている。
つまり、あなたの作品が無断で素材にされた常態です。
素材としての使用が可なのか不可なのか、また可でもどの範囲までなら大丈夫なのか、ちゃんと決めておけばトラブルにはならないでしょう。
絶対に嫌な場合は、作品の片隅にサインを入れたり、著作権表記(※)を入れておけば、かなり防げます。
※のちほど詳しく説明します。
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