イラストの価値と絵師の立場

1/4
前へ
/29ページ
次へ

イラストの価値と絵師の立場

 イラストには価値があります。  アナログイラストの場合、最低でも紙と絵の具(あるいはインク)を使って描いているので、それだけの費用が絵の内容の価格に付随して“材料費”として入るのが一般的です。  デジタルの場合もパソコンとソフトウェアが必要になるので、本来ならその分を入れるのが筋ですが、一台のパソコンと一つのソフトでいくらでも作品が描けるので、材料費に含まないのが一般的です。  知り合いにフリーランスでソーシャルゲームの背景を描いている人がいるのですが、その人はイラスト一枚につき10,000円~15,000円前後の値段で取引をしています(正確には解像度や取引相手によって前後します)。  絵師が個人(フリーランス)なら“一枚あたりおいくら万円”がデジタルでの取引方法になります。  まずはこのことを念頭に置いておいてください。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加