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“依頼”と堅苦しい言い方をしても、その実は単なる個人同士のお付き合いです。
個人と言っても社会人です。
それは学生であってもニートであっても同じです。
ネット上では仕事でネットを使っている場合を除いて、老若男女関係なく、誰もが“一人の人間”であり“社会人”です。
なぜなら、社会に属している人のことを社会人というからです。
ネット上では職業や性別・年齢・障がいの有無に関わらず、誰でも使えるサイトが多くを占めています。
人間は、肩書きやステータスを取っ払うとただの個人になるので、“社会に属している人”という共通点だけが残るのです。
ということは、ネット上の付き合いも“人間関係”・“人付き合い”ということになります。
では、上記の前提を確認したところで次にいきますよ。
あなたが絵師だったとして、たった今依頼が来ました。
相手は全く交流したことがない人です。
仮にその人が男性だったとして、彼はあなたのイラストを褒めちぎるコメントをしています。
そして、是非あなたに私の小説の表紙を描いてほしいと頼んできました。
嬉しいですよね。
でもまだ信用してはいけません。
相手の人と“なり”をしっかりと見ましょう。
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