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だって……暗闇にポツリと浮かび上がっている文字は……。
「なん……で?」
目頭が熱くなる。
会いたいって思ったら、こんなすぐに会えるなんて。
運転席から動けないまま、彼のトラックを見つめているとウインドウガラスの横に気配を感じて視線を移す。
するとそこにはコンビニの袋を下げた大和さんが立っていた。
今にも泣きたいくらい嬉しくて。
だけどそれを必死に堪えて私は車から降りた。
「こ……こんばんは」
「……どうも」
「あ、私もお弁当買いに来て……」
「……そう」
「はい。あ、大和さんもお弁当買ったんですね」
彼の下げているビニール袋が茶色だったのを見て言った私に、大和さんは小さく頷いた。
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