オマケ◆大和Side 二人の時間-2

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己の欲望を堪えつつ、俺はじっくりと時間をかけて彼女の熱を高めて行く。 「大和……さ……」 髪を乱しながら彼女が懇願するまで、何度も、何度でも果てさせて。 「欲しい?」 意地悪に問いかければ、彼女は今にも泣きそうな表情を見せながら従順に頷く。 本当はもう自分も余裕なんてないくせに。 今すぐにでも彼女と交じりたいと身体の芯が熱くてたまらない。 逸る欲望をゆっくりと彼女の中へと沈めた瞬間、自然と吐息が漏れた。 「はぁ……」 彼女の身体は本当に不思議だ。 こうして交わった瞬間、今まで生きて来た人生の中で一番の幸福感をそのたび感じる。
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