オマケ◆大和Side 二人の時間-2

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離ればなれになった魂が、時を越え再び寄り添えたかのように。 心が。 身体が。 生まれ持った全ての細胞が。 身震いしたくなるほど悦びを露にする。 愛する人と繋がることが、幸せ過ぎて恐くなるなんて経験したことなどなかった。 けれど今、俺に溺れる彼女の表情は誰よりも美しく、誰よりも儚くて。 たとえ何が二人の未来に起きようとも、俺は自分の命を賭けて彼女を守りぬく。 「遥香……愛してる」 繋がった身体を激しく揺さぶりながら、素直に思いを言葉にすると彼女の細い腕がゆるゆると持ち上がり、俺の手を求めた。
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