331人が本棚に入れています
本棚に追加
もう俺達に余計な言葉など必要なくて。
身体を繋げたまま、お互いの唇を求め合うのは一時も離れたくないという思いが止められないからだ。
けれどさすがに朝まで彼女を啼かせる訳にも行かず。
腕枕をして彼女を優しく包み込んでから問いかける。
「大丈夫?」
「っ……はい……」
頷きながらも彼女の身体は高揚を隠せないほどに汗ばんでいて。
俺でこんなにも身体を火照らせてくれたことがまた嬉しくなる。
言葉ではなく彼女の髪に落としたキスでその喜びを伝えた。
最初のコメントを投稿しよう!