オマケ③■真尋Side 溺愛

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手につけたシャンプーで私の髪の一部を丁寧に洗ってくれる章吾の温かさを全身で感じながら瞼を閉じる。 ……ああ……この人と結婚出来て本当に良かった。 心でそう思った瞬間。 「やべーな」 ポツリと聞こえた章吾の声。 「え? 何が?」 「真尋が可愛いすぎて」 「……は?」 苦笑いしながら章吾は湯船の中を指さした。 振り返りながら章吾の指の行く末を見て納得。 「……ベッド行く?」 そう尋ねたのはやっぱり私。 そして章吾は満足そうに笑って頷く。
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