始まりは唐突に。

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鳴「へ、へぇ・・・・(よく分からんがクラス・・・なんとかっていうのは使えなくなったということはわかった。)」 テスラ「思いっきりわからないって顔してるんですケド。」 鳴は目を逸し続けた。 鳴「そ、ソンナコトハナイゾー・・・ウン、ナイヨー。」 テスラ「・・・・そうですか・・・。(鳴って意外と馬鹿なんだよねぇ・・・科学のことに関しては特に。)」 野次「あ、あんたらすげぇなぁ!」 岩陰から、先程情報をくれた野次馬の一人が現れこちらに走ってきた。 鳴「あ・・・・さっきの・・・。」 テスラ「なに?知り合い?」 鳴「あぁいや、宿や鉱物の事に関してちょっと聞いた程度だ・・・うん。」 そう言っているうちに野次はもうすぐ隣まで来ていた。 野次「なっはっは、そんな他人行儀なこと言うない!よっしゃ、俺ぁここの炭鉱夫なんだ、鉱石が欲しいんだろう?タラードにはかなり苦しめられてたんだ、あんたらの滞在期間は?」 鳴はやっぱりこのおっさんかなり達者に喋るな・・・と思いながらも口を開いた。 鳴「あぁ、えっと・・・10日程かな・・余ったのはトレードできればと思うんだが、ぶつぶつ交換しすぎて荷物がかさばってもあれだしな・・・。」 ぶっちゃけ滞在期間等そこまで考えていなかった鳴は適当に10日と言った。 野次「あぁ~・・・そうだな、これだけの異形を倒したってなるとかなりの利益だからな・・・2ヶ月分は宿に泊まれるだろうな。」
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