始まりは唐突に。

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?「ーーー・・・ーーー・・・・ーー」 白い光を背景に黒い人の形をした何かが佇んでこちらに話しかけている。 鳴(なんだ・・?) ?「き・・・・ーーー・・・ない・・・・」 なぜかよく聞き取れない、頭に靄が掛かって姿を認識できない。 鳴(誰だ・・・誰なんだ・・・?) ?「君は・・・ない・・・・」 鳴(何を言っている・・・?もっとはっきり言ってくれ・・・) ?「君はここに残らないといけない。」 そう言い残し黒い影は光の中に歩いていき、消えていった。 パチッ 鳴「・・・・・・・(夢オチだったか・・・俺が一体どこに残らないといけないってんだよ・・・。)」 鳴が伸びをして横を向くと髪をゴムで結いいつものサイドテールにしているテスラの姿があった。 テスラ「あ、やっと起きた・・私はもう朝食済ませたよ?」 鳴「・・・はあ。」 鳴は安心感からかため息を吐いた。 テスラ「は?なに喧嘩売ってるの?」 鳴「いいや、朝一番に見れたのがお前の顔で安心しただけだ。」 バッ! テスラ「な・・・と、当然じゃない・・・同じ宿に泊まってるんだから。///」 テスラはそっぽを向き必死に赤くなった顔を隠そうとする。
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