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鳴「まあいいが、明日には出発か・・・はぁ・・・。」
鳴達はあの後、通話端末を作るための材料を見て回った後、ファクトリーに行き武器のメンテをして宿に泊まった。
鳴「しかしまあ、あそこまで必要な材料がないと焦るな・・・いやマジで。」
鳴の場合、材料を見て回るというより探し回ったという方が正しい・・・テスラは適当についていっただけだった。
テスラ「まあ、一応材料に関しては別の物でも作れなくはないし・・・。」
鳴「・・・なんでそれを先に言わない・・・?危うく今日も探しに行く気マンマンだったぞ・・・?」
テスラは目を逸らし、しまったっといった顔で冷や汗を流した。
鳴「おい?なんで黙る?俺はまったくもって怒ってないぞ?本当に、あぁ・・・全然怒ってないぞ・・・?」
テスラ「か、顔がとても怖いんだけど・・・・。」
鳴「この顔のどこが怖いって・・・?ほーら言ってみ・・・?」(にっこり)
鳴はとてもいい笑顔でテスラに詰め寄った。
テスラ「ご、ごめんなさいぃ~・・・。」
鳴「まあいい、で?今日の予定は?お前はファクトリーで通話端末を二つ作ることは決定だが・・・なにか手伝えることはあるか?」
テスラは少し考えると口を開いた。
テスラ「あ、何もないです・・・お願いだからファクトリーに近づかないで。」
テスラは半ば拒否するかのごとく手伝いを断った。
鳴「なんでそんな拒否されてんだよ!いや、確かに機械に弱いから機材とか壊しやすいけども!」
テスラ「あぁ、うん・・・まあ鳴はゆっくりしてなよ・・・そこら辺ぶらついてさ。」
実は昨日、最後にファクトリーでメンテを行った時の出来事である。
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