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鳴「いや・・・流石に無理があるだろ・・・例え食べれたとしても見た目がなぁ・・・。」
テスラは少し納得した表情でいった。
テスラ「そだね・・・これは無理だわ・・・。」
鳴は慣れた手つきで野菜をカットし、水を沸かした鍋に入れていく。
鳴「っと、大豆もだな・・・味付けはどうする?」
テスラ「昆布はないんだっけ?」
鳴「あ、ある・・・じゃあ出汁は昆布で取るか・・・。」
そう言うと鳴は腰の巾着に似たポーチから乾燥させた昆布を取り出す。
テスラ「・・・やっぱり肉が欲しいなぁ・・・それかトウフって奴。」
鳴「豆腐な、あれこそ作るのは大変なんだから無茶は言うな・・・まあ非常食にはいいらしいが・・・乾燥させることもできるらしいし。」
鍋から昆布出汁のいい香りが漂ってくる。
テスラ「まあ砂漠のど真ん中で鍋崩れの何かを食べるっていうのもおかしな話だよねぇ・・・。」
鳴「今の俺らからしたらこれは普通のことだ、昔は肉も豆腐も市場に行けば普通に売ってたらしい・・・お、出来たぞ・・・俺特性、いつもの野菜鍋。」
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