始まりは唐突に。

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鳴「ふう・・・遠目に見えてたとはいえ・・・近くで見るとここも結構でかいな。」 ここはルトール、人口は7000人前後でブロンズを基調とした色合いが特徴で主に鉱物等が流通している。 内部は3層からなっており、第3層は食料庫、生産施設で1・2層は居住区、及び商業施設になっている。 地上は地下へと続くエレベーターを中心に集落がある。 テスラ「うぇ~・・・・もう疲れた~・・・早く宿に泊まろ~・・?」 二人の目の前には小さな集落に高い塔(望遠カメラ)とアングラへと続くゲートがあった。 鳴「まぁまて、先ずは情報を集めよう・・・この辺りで採れる鉱物とか、どの店がいいとか・・・。」 テスラ「そんなのめんどくさい・・・・私先に行ってるよ?」 テスラは凄く気懈そうな顔をしながら、もう休みたいオーラを醸し出した。 鳴「むぅ・・・まぁ・・・いいか、また1時間後にここで落ち合おう、時計は持ってるよな?」 テスラは腕をこっちに見せる形で袖を捲くり言った。 テスラ「うん、じゃ・・・私飲食店にいるから~。」 鳴「わかった・・・(こいつ食うことばっかだな・・・。)」 鳴は肩を竦め、呆れたといった雰囲気を醸し出すが鳴は一瞬止まると思い出したかのように刀に手を沿え徐にテスラの方へ投げつけた。 鳴「あ、すまんがメンテナンスだけしといていくれ。」ブォンッ パシッ テスラ「わかった、一応見るだけ見とく。」 テスラは華麗に刀をキャッチしそう言った後、テスラは背を向けゲートの中に入っていった。
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