日比野ゲンタ物語

あらすじ

生まれて24年間、彼女ができなかった日比野ゲンタは恋愛という人生の娯楽を諦め、毎日アニメの映像と共に生活していた。

身長178、体重78キロの太めの体型。
容姿は四角い顔面に繋がりかけた眉毛、角刈りヘアーにゴツゴツした髭を生やしている。

お世辞にも容姿に恵まれているとは言えなかった。

恋愛なんてものは自分には関係のないイベント。
そう思い、毎日仕事とアニメだけの生活を送っていた。

そして、ゲンタ自身その生活に対し何も不満というものはなかった。

しかし、2017年7月に発足された非リア充撲滅法という法律により、日本に住む25歳以下の男性は25歳に至るまでに１回も彼女ができなかった場合、国の所有する大型ロボットの発するレーザーよって処刑されるという残酷な法律が制定されてしまった。

目を覚ました日比野ゲンタは、この日から恋愛活動をしつつ、容姿に恵まれなかった非リア達と手を組み政府と戦う毎日を送ることになる。

明日は生か、死か、

命懸けの戦い

そして夏の青春が今始まる。