彼女の贈り物

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平成21年1月31日。 午前7時。 俺は病室の窓から朝日で消えていく星空を見ながらベッドに寝ている香菜子に「香菜子…覚えているか…俺達の初体験の時のこと…」と、「覚えてるわよ…痛かったな…」と、言って微笑んで香菜子は目を閉じた。 今から20年前、バブルも終わりの頃だった。 俺と香菜子は付き合っていて、二人の初体験は二十歳の時のドライブの帰りだった。 お城のような郊外のホテルで香菜子は「真司…こんなホテル恥ずかしいよ…」と、俺は香菜子と出来ると思いアソコは、車のシフトノブのようだった。 香菜子とは幼なじみで高校まで一緒だったがキスが精一杯で童貞と処女だった。 俺はホテルの部屋へ入ると香菜子をベットへ押し倒しシャツを捲り上げブラジャーの上から香菜子の胸を舐めた。 香菜子が「真司!もっと優しくしてよ…」と。 俺はブラジャーを外そうと香菜子の背中に腕を回すが外せなかった。 香菜子が「このブラは前にホックが着いてるのよ…」と、自分でブラジャーを外した。
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