早速、俺に“初の任務[ファースト・ミッション]”だ

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早速、俺に“初の任務[ファースト・ミッション]”だ

   ガチャッ 「さぁ、此処がお前の部屋やで」  石見が黒い扉を開け、洋一はそっと部屋の中に入ると、その中を見回して感嘆した。  自分くらいの大きい背丈の大人が、余裕で眠れる広々としたベット。壁には極薄のハイビジョンテレビに、大容量の収納棚。そして、入口横にはクローゼットもある。 「マジで住もうかな?」 「そう思うやろ?  えらく時間掛かりそうな夜の任務[ミッション]があった時、此処で暇を潰して直ぐに準備出来るように備えたもんなんやで?  それに、共同生活の中で自分だけのスペースも欲しいやろ?」 「そりゃあもちろん」 「せやから、こうRe:setメンツそれぞれに部屋を与えたんや」 「ふぅん」  なら、先程、森泉を探しに入ったあの部屋は彼の部屋なのだろう。  洋一は納得して小さく頷く、とベットに座り硬さを確認する。程よい硬さで寝心地は良さそうだ。  
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