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金主義マスコミさんと、強欲幽霊くん
【強欲[アウァーリティア]】
中世ヨーロッパ。とある詐欺師により、それを司る悪魔がいる話が作られ世界に広まった、キリスト教によって定められた七ツの大罪の一つである。
それは、枯渇した自分の欲望を満たす為ならば、どんな犯罪を犯しても厭わなくしてしまう、言わば大きな精神的罪にあたる。
だが、極秘裏で動く強欲に値する雄は、大罪とは少し離れた“存在[モノ]”。
積み重ねた罪を隠蔽[いんぺい]し、今でも更なる罪に手を出す堕落した者に、恐怖と悲鳴の罰を与える強い欲望を持っている存在である。
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